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管理職のための戦略的ICT活用研修 事例2

ワークショップ

「学校におけるICT活用のための管理職研修」

主催 日本教育工学協会(JAET)および 柏崎市教育センター
日時 平成21年11月20日(金) 午後2時~午後4時35分
場所 柏崎市立教育センター
講師 南部昌敏(上越教育大学大学院教授)
対象 柏崎市立小中学校の管理職・ミドルリーダー
参加 柏崎市立小中学校の校長、教頭及び教務主任 37名

14:00 ~ 14:25 (25min)

イントロダクション

あいさつ(5分)
趣旨説明
  • プロジェクトの概要と取組みに関する説明。
  • 管理職のための戦略的ICT活用研修の目的・ねらいについて
  • ICT活用に向けた管理職のとるべきアクションについて
  • 本研修会の流れ
  • 事業WEBサイト、DVD教材の紹介
講話「学校経営のグランドデザインにおけるICTの活用」
○東京都のA小学校におけるICTを活用した学校経営デザイン(マニュフェスト)の紹介
○柏崎市の小学校の学校経営に対するICT活用の仮提案
  • ICT機器の活用
  • ICT支援員の派遣
  • 学校情報発信におけるICTの活用
  • 習熟型授業におけるデジタル教材の活用


演習1:教育の情報化、多様なICT活用

14:25 ~ 15:10 (45min)

演習1:個人演習

<個人作業>
  • 事前に記入済みのアクションチェックシート、ワークシートに基づき、自校の目標・課題を踏まえA・B・C・D各項目に関する方策について個々に検討する。
  • A・B・C・D各項目の方策は、項目別に色分けされた付箋紙1枚に1つのアイデアを記入する。
    (黄色)  A 学力向上のためのICT活用
    (ピンク) B 情報活用能力の育成と情報モラル教育への対応
    (青)   C 校務の情報化と情報セキュリティへの対応
    (緑) D 保護者・地域・学校外への広報・説明責任
  • 方策の検討時の参考として、「管理職のための戦略的ICT研修コンテンツ」DVDをグループ毎に設置されているノート型PCで視聴。


15:10 ~ 15:20 (10min)

休憩




演習2:改革への戦略

15:20 ~ 15:55 (35min)

演習2:グループ演習

<グループ討議>
  • 付箋紙に記入した個人作業で作成した方策をA・B・C・Dの項目別に模造紙に貼付して
        いく。
  • 項目別に貼付したそれぞれの方策を検討し、グループ化していく。
  • グループ化した内容について討議し、具体的なアクションを検討する。
  • 学校経営の戦略について検討する。


  • 15:55 ~ 16:25 (30min)

    プレゼンテーション

    検討した学校経営の戦略について、各グループ3分で発表。
    各グループの主な発表内容:
    S 戦略的な学校経営
  • ICT機器整備などの学習環境整備
  • ICT支援員の派遣など人的サポートの充実
  • ICT活用を推進するための組織作り
  • 校内研修の場の設定
  • ICT活用の年次計画の策定
  • ICT活用を促す人間関係作り
  • A 学力向上のためのICT活用
  • 手間を惜しまずに積極的に活用する
  • 市販・フリーコンテンツを積極的に活用していく
  • 各教科で活用できるコンテンツを充実する
  • B 情報活用能力の育成と情報モラル教育への対応
  • 情報モラルの重要性の理解
  • 保護者への啓発活動
  • 地域と連携したモラル教育を進める
  • C 校務の情報化と情報セキュリティへの対応
  • ICT機器を効果的に活用した情報セキュリティ対応
  • 保護者、教職員の利便性向上のため、学校評価や要録などのシステム化を進める
  • エコをキーワードにICTの活用による紙の削減に努める
  • D 保護者・地域・学校外への広報・説明責任
  • 信頼される学校作りに向けた学校活動の積極的な情報公開
  • 学校情報の発信にICTを活用する
  • ※各グループの検討結果については市のイントラネットサーバにて共有し、今後の戦略的な
        学校経営の参考とする



    まとめと今後の課題

    16:25 ~ 16:35 (10min)

    まとめ

    講師による研修のまとめ
  • 教育の情報化を進めることで、先生方の業務を支援していって欲しい。結果としてそれが
        子ども達の学力向上に繋がる
  • 子どもたちのICT機器の活用を積極的に推進していって欲しい不足する機器や人材に
        ついては学校から積極的に行政に声として要望を上げていく事が大切
  • 市全体の情報化に対するビジョンを持ち、学校CIO・情報部会ICT派遣員・教員など、
        推進する組織作りをしっかり行って欲しい


  • 宿題

    「学校におけるICT活用のための管理職研修アンケート」を事後提出することが確認された。

    レポート課題:
    1.今回の研修に参加して、気がついたこと、感じたことを電子的にレポートください。
  • あなた自身のなかでの新しい発見
  • 講義や映像資料などで改めて確認したこと
  • 研修の全体の感想
  • 2.今回の研修を体験から得た知識やアイデアを基にして、あなたは、管理職として、
        これからどのような問題に焦点化して取り組めそうに思いますか。長期的な計画と
        短期的な計画について簡単に書いて下さい。
  • 長期的計画・・・
  • 短期的計画・・・
  • 3.その問題解決にICTをどのように活用できそうですか、そのために、何を準備し、
        どのように運用していけばいいと考えますか。VISION,組織、経費などの関連を
        考えて、レポートして下さい。




    レポートより
      来年度の教育目標達成の具現化に向けた ICT 活用の具体的方向

        ○柏崎市立A小学校
      1. 戦略的な学校経営
        • ICT 機器を最大限に生かすために、情報機器の使いやすいように設置場所を工夫したり、情報機器の具体的な活用について先生方が情報交換をできる講習会をもつ。
      2. 学力向上のためのICT活用
        • 機器・機材の活用しやすい配置の工夫
        • 情報機器の活用実践の紹介など
      3. 情報活用能力の育成と情報モラル教育への対応
        全学年で、コンピュータ活用のために情報教育主事より学年の課題に応じたリテラシーを身に付ける
        • 1年 コンピュータの起動や終了の正しい操作を学ぶとともにキッズピクス のソフトでお絵かき等の遊ぶ中でマウスの操作に慣れる。
        • 2年 キッズピクスのソフトでお絵描きをし、文字を入れてカードを作る
        • 3年 ファイルの移動や保存の仕方が分かり、図や写真を自分の文章の中に レイアウトすることができる。
        • 4年 デジカメやキッズピクスのソフトを使って、ポスターを作るなど表現活動を楽しむことができる。
        • 5年 パワーポイントの基本的な使い方。
        • 6年 今まで保存した写真フォルダの中から、気に入った写真を選び、自分の卒業アルバムを CD に作ることができる。
      4. 校務の情報化と情報セキュリティへの対応
        • スクールオフィスの活用のための校内研修、掲示板、メールの効果的な活用
      5. 保護者・地域・学校外への広報・説明責任
        • 保護者に対して情報公開の場を設定する。(保護者会、ホームページ)

        ○柏崎市立B中学校
      1. 戦略的な学校経営
        • 情報教育担当を役目を明確に、ICT活用の推進を図る。
        • 教頭を中心に予算面、人材面から、ICT活用のための環境整備に努める。
      2. 学力向上のためのICT活用
        • 情報機器を活用した授業実践の推進を図り、分かる授業づくりに努める。
        • 職員研修の中でICTを活用した授業を取り上げ、指導力向上を目指す。
      3. 情報活用能力の育成と情報モラル教育への対応
        • 情報モラル教育柏崎市モデルカリキュラムを活用し、発達段階に応じた情報モラル教育の一層の推進に努める。
        • 各教科や総合的な学習の時間、道徳、学級活動など教育活動全般において、ICTの活用を図りながら情報活用能力の育成に努める。
      4. 校務の情報化と情報セキュリティへの対応
        • 共有サーバでの文書管理の徹底を図り、スムーズな学校運営を期する。
        • 情報の校外持ち出しを極力減らすとともに、持出簿の記入の徹底を図り情報セキュリティの遵守に努める。
      5. 保護者・地域・学校外への広報・説明責任
        • 学校での教育活動を記録した画像を活用した「学校便り」の作成に努める。
        • 学校便りを地域回覧し、地域への広報に努める。
        • 自校のホームページを定期的に更新し、学校外への情報発信に努める。

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