課題1.今回の研修に参加して、気づいたこと、感じたこと
<あなた自身の中での新しい発見>
- 学校現場では、「ICT活用」という言葉を「コンピュータやインターネットの活用」ととらえがちである。デジタルカメラや実物投影機等、
これまで「視聴覚機器」というイメージでとらえてきた物、さらに、これまでも当たり前のように活用してきたVTRと同様に活用でき
それ以上に活用可能な教科ごとのソフトウェアなども、活用の範疇であるということを確認できて、少し楽になった。
(中学校・教頭)
- 視聴した実践例の中で、ICTを活用して「全教職員で生徒を見つめる『いいとこみつけ』を行っている中学校の取組例」や
「学校ホームページの考え方、活用の具体的な事例」は、目から鱗の活用例だった。
(中学校・校長)
- 学校経営に参画していくために、ミドルリーダーとしてリーダーシップをとる大切さを再確認した。また、VISIONを立て、改革していく
手法などワークショップを通して理解することができた。
(小学校・教務主任)
- パソコンをほとんどワープロとしか使えていない今の私には、このようなテクノロジー全般に対する漠然とした苦手意識がありましたが、
身近なデジタルカメラの活用なども有効な事例であると知り、「何か自分にもとりかかれる、馴染んでいけるような方策がありはしないか」
と考えさせられました。
(中学校・教頭)
<講義や映像資料などで改めて確認したこと>
- 私は、教頭ではあるが、1年生3クラスの社会科と3年生選択社会(計10時間)を担当している。そのため、これまでに作成した
TPシートを毎時間使用しているが、これを切り替える精神的余裕がない。学校にある実物投影機を利用した方が簡単便利であると
思いながら活用していない。そういったものを活用する小さな勇気と、「そうした方が楽だ。」と同僚に伝えることが必要だろう。
(中学校・教頭)
- ICTを活用することは、子どもの興味・関心を高め効率を上げるだけではなく、指導時間や準備時間の短縮にもなり、教員の
負担減にもなる。
(中学校・校長)
- 一斉授業では、道具の使い方が分かりにくい生徒に指導するには、マンツーマンでしかない。分度器の使い方の映像資料では、
教師の説明を大画面で確認できるため、一人一人の生徒がポイントを確認しながら学ぶことができていた。細かい作業も、大画面で
確認しながらできるため、効果的・効率的に指導ができる。子どもにとって分かりやすい提示になっていた。
(中学校・教頭)
- 学校にとって、ホームページによる情報発信は今や当たり前のことであるんだなと再確認しました。今の私の学校は、ホームページが
ありはするものの、まだまだ十分ではないなと再確認させられました。
(中学校・教頭)
<研修全体の感想>
- 今の時代に生きる子どもたちに、授業や様々な活動にICTを活用して取り組むことは大切であり、そのことが、学力や活用能力の向上に
つながる。また、教員の時間短縮にもつながり、ゆとりが生まれる。
(中学校・校長)
- 新しい機器や道具を使うとなると、操作や扱う時間で大変苦労し、機器に遊ばれている感がある。機器を必要な場面、必要なときに
有効に使いこなすことにより、効果的・効率的に指導できるために、研修の必要性を感じた。
(中学校・教頭)
- 大切なのは、教職員への意識づけだと感じました。本校の教職員の中にも、情報機器の取り扱いの苦手な人がいます。私も、
ここ5年間でやっと使えるようになってきました。大事なことは、自分で興味を持つことだと思います。最近では、学校のHPに興味を
持ち、学校を変える一つの手段として活用したいと考えております。山西先生が提示していただいたビデオ、資料は大変好感が
持てました。本当にありがとうございました。
(中学校・教頭)
- ワークショップで課題や改善方法の共有化ができ、他校でも同じような問題点を抱えていることを認識できたと共に、違った考えを
知ることもでき参考になった。
(小学校・教務主任)
- 私個人の課題と管理職としての課題はもちろん同一ではありませんが、私自身がICTについて十分理解せず、(他の堪能な職員に
頼ったままで)全体に発言することには大きな限界があると感じました。少なくとも、率先して学ぼうとする姿勢を示すことが大切では
ないかと思います。ただ、ICTといえども一つの手段ではあると思います。例えば、アンケートなどについて、答える側にとっては
ペーパーで回答すれば簡単なことであるのに、集計する側の負担軽減を考えて電子ベースで回答を求め、かえって回答者の負担を
増してしまうといったこともないではないと思います。誰にとっての効率化・負担軽減かということはよく考えていかなければならないと
思います。
(中学校・教頭)
課題2.これから管理職としてどのような問題に焦点化して取り組めるか
<長期的計画: 「開かれた学校づくり」に向けて>
- 外に向けて…学校からの発信、地域・関係機関への協力
内に向けて…学校への保護者・地域や関係機関からの支援
(中学校・教頭)
- 分かる授業の創造
- 授業改善を進めながら授業力の向上を図る組織にする。
- 教材の整備・充実と開発を行うとともに、組織として利用できる体制を整える。
(中学校・教頭)
- 「新しい時代(情報社会)を生き抜く力の育成」
(中学校・校長)
<短期的計画: 「生徒の学習習慣の定着と学習意欲・学力の向上」「教職員の研修の機会の改善」に向けて>
- 小中交流会を年3回実施
- 小中の教員が授業参観後、3つのグループに分かれてて課題を話し合う。
- 基礎学力コンテストの実施
- 漢字コンテスト、計算力コンテスト、スペリングコンテスト
- 行事の精選・授業時数の確保
- 総合的な学習の時間で実施している行事や活動を小学校と系統性を持たせることで授業時数の確保を図る
(中学校・教頭)
- 家庭や地域、小学校等との連携強化
- 補充学習や教育相談等の充実
(中学校・校長)
- 松山市PTA「連合会が実施してくれている携帯電話によるメール配信システム「MACネットシステム」の使用頻度を高めていく。
(不審者情報の配信に限らず、情報の多様化を図る。)
- 学校のホームページの充実を図る。(更新頻度の向上に努める。)
(中学校・教頭)
課題3. その問題解決にICTをどのように活用できそうですか。そのために、何を準備し、どのように運用していけばいいと考えますか。
- 現在、本校では、学校だより(A4裏表を教頭が作成し、全家庭と校区の公民館、小学校に配布)を年間約50号発行している。
この内容を吟味し、次年度からは、半分程度本校のホームページに移行するとともに、毎週更新する。ホームページの更新を、
管理職(校長・教頭)ができるようにスキルを上げる。
(中学校・教頭)
- 教職員のICT活用における意欲や技術の個人差は、教科間や学年間での指導の違いに現れてくる。それは、生徒の興味・関心や
学力の定着にも大きく影響してくると考えられる。そこで、誰でも手軽に取り組める環境を整え、教科間や学年間での指導に差が
生じないように努めなければならない。
(中学校・校長)
- 今回の研修でも利用していた教材提示装置OHCの活用やビデオ等の視聴覚教材の効果的な利用など、まずはできることから始める。
教師に有効性を実感させる。
- 地域の教育力を活用するため、地教委の人材バンクや各種団体のホームページ等の利用の促進を行うとともに、学校のホームページ
等による情報発信を行い、協力を請う。
- 年間指導計画へICT教材・教具の利用の位置づけ(開発及び蓄積、共同利用)を進めていき、一人一人の生徒と向き合う時間を
生み出す。また、生徒の実態に合った補充・深化・発展の学習課題を提供できるICT教材の利用も考えていく。
- 校務における可能な部分のICT化により、効率的に事務処理を行う。
- 地教委等に対して、ICT関連の機器の導入及びICT教材・教具の購入のための予算処置の要望を積極的に行う。
(中学校・教頭)
- 日常的な生徒理解に対しては、校内LANによるネットワークを生かして、生徒の「いいとこみつけ」の情報を全職員に提供してもらう
システムを構築したい。また、日常的な授業改善に対しては、教育機器の整備状況とその活用実態を把握し、「分かる授業」づくりの
ためにより効果的な活用を図りたい。不足する教育機器に関しては、教育委員会との連携を図り、計画的に購入していきたい。
さらに、家庭や地域、小学校等との連携強化に対しては、HPの日常的な更新による情報公開と説明責任等を果たしていきたい。
(中学校・校長)
- 本校の実態として、まずは既存のものを十分に活用していこうという発想からスタートしたのでよいと感じています。発想や意識が
変われば、上述したことは新しく予算をかけなくても、しかも比較的少人数でも十分に実践できることばかりであり、
「始めてみる、体験してみる」ことから職場の仲間の輪を広げていくことが、とりかかりやすいことだと考えています。
(中学校・教頭)