レポートより
課題1.今回の研修に参加して、気づいたこと、感じたこと
<あなた自身の中での新しい発見>
- ICTの活用については、機器の使い方が分かりにくいと、苦手意識を持っていた分野であった。しかし、これを広めるためには、研修の
必要ないくらい簡単な機器を使うことが肝要であることを知った。機器活用の敷居が低くなり、気軽に挑戦してみようという気持ちが
もてた。
(小学校)
- ICTの活用について、「簡単な事から取り組む」「チームで取り組む」「他校との情報交換の重要性がよく分かった。特に、全国で
一番よく使われている機器が「拡大器」と聞き改めて身近なもの、簡単に使えるものからICTの充実を図る事の大切さを理解した。
(小学校・教頭)
- ICTという言葉からすでに難しさをイメージしていた自分に気がつきました。できることから始めることや、実際に使いこなしている事例を
具体的に見せていただくことで、ICT即難しいという思い込みを排除していくことも必要かと感じました。
(小学校)
- 管理職として、ミドルリーダーの育成が急務であること。
- 授業でICTを活用することにより、わかる授業がやりやすくなる。
- 教員同士で情報を共有化することにより、校務処理の迅速化を図り、教員の本来の仕事(授業)に打ち込めるようになる
(小学校・教頭)
- ICTの推進に関しては、向上させていきたいという意識が乏しい。特に、セキュリティに関する意識が低いことを、他の先生方の姿勢と
比較して感じた。ICTというとPCであり、インターネットであるという固定観念にとらわれていた。
(小学校)
- 専門的な研究も必要だが、それと併せてどの教師も授業・校務にICTを日常的に活用する取組が必要だということ
(小学校・教務主任)
- 管理職のとるべきアクションのチェックリストで評価をしてみると、戦略的な学校経営の中では、あまりやれていない自分に気づくことが
できた。特に、情報化のサポート体制や情報環境整備についての教育委員会への要望・協議は私の役割であると思った。情報化を
進めるための、4つの分野の中で、私はホームページによる情報発信だけに目が向いていたように感じる。
(小学校・校長)
- ICTの活用が今までの教員生活の中で、「わかる授業」の手立てとして工夫してきたことの延長上にあることを実感した。
(小学校)
- 成績や出席等の校務に関するICT化処理の利便性や有益性について、独自ソフトによる体験を通して推進してきたが、理解を十分に
得られない現状があった。ICT化を図るための要求水準を苦手とする教職員に合わせていなかったことに主因があると気づいた。
授業改善や研修等における「無理をしない、無理をさせない」ICT化への取組の必要性を痛感した。
(小学校)
<講義や映像資料などで改めて確認したこと>
- 教育の情報化には、4つのポイントがあり、それぞれの内容が映像を通して具体的にイメージできた。
- CIO(教育の情報化の統括責任者)という役割と、推進の全体像がつかめた。
(小学校)
- 「分かる授業づくり」にICTは欠かせないこと、ICTにより授業の幅が広がること、ひいては、教師の授業力向上につながること。
- 愛媛県のICT活用が進んでいないこと。学力向上にはICTの活用が必要であること。
(小学校)
- ICT活用能力もさることながら、教師の指導力そのものを向上させることが大切である。
(小学校・教頭)
- 私たち教師がICTを活用することは、子どもたちの学習の理解を助け、確かな学力の定着につながる。
- 私たちがICT活用するということは、校務の迅速化を図り、児童と向き合う時間を創出でき、本来の仕事に専念できる。
(小学校・教頭)
- ICT化と学力向上への相関関係を具体的な統計資料で確認できたことは参考になった。また、管理職として、コーディネーターを
中心とする校内組織の早急な確立と計画的な取組の必要性を感じた。
(小学校)
- ICTは便利な道具であり、分かる授業や校務の効率化を図るために役立つ物である。しかし、ICTを使うことが目的ではない。
情報教育が得意な教員だけでなく、苦手と感じている教員もICTを便利な道具として使えるよう、環境整備や研修の工夫をしていく
必要性を再確認した。
(小学校・教務主任)
- コンピュータや情報メディアをいかに使うかということよりも、いかに親しみ慣れるかという問題のクリアーをまず目指さなくては
ならないということを痛感した。本研修で得たもので興味をひいたものに、「ブログのようなHP(全員参加の情報発信)」ということや
「学校は行政機関の一つである」。ICTに堪能な先生がいなくなった途端に機能低下を起こすようではいけないということである。
(小学校・教頭)
<研修全体の感想>
- 他校でも同じような課題を抱えていることがよく分かった。
- 改めてICT機器活用の必要性、そして管理職として何をしていかなければならないかを考えさせられた。
- ICT機器への意識(あって当たり前、なくても当たり前)を改める。
(小学校・教頭)
- 3時間の研修があっという間に過ぎていった。講義や映像資料・ワークショップと魅力ある研修であった。戦略と言いつつも、教育的な
視座にたって、多角的な見方で「課題と対策」を考えることができ、自校の課題解決に生かしたいと思った。
(小学校)
- ねらいが明確でわかりやすい研修であった。講義で話された「他校との情報交換」等の大切さを実現するためにもこのような研修を
継続して行うことが必要であると感じた。
(小学校・教頭)
- 情報機器の整備不足を主張する前に、「私たちはこれだけの活用をしている。」ということが自信を持って言えるように研修を深める
必要がある。その上で、教育委員会等に要望していく努力が必要であると強く感じた。
(小学校・教頭)
- 初めに評価を行ったので、自分自身や自分の学校の課題がより明確になった。そのうえで、教育の情報化のねらいや、いろいろな
ICT活用の方法についての講話があったので、自分の課題としてとらえ、意欲をもって参加することができた。
- 小グループでのワークショップでは、同じような課題をどの学校でも抱えていることが分かった。解決策についても話し合うことができ、
課題を焦点化したり解決の方向性を見つけたりすることができた。よい刺激となった。
(小学校)
- 「戦略的…」というタイトルで少し怖いイメージがあったが、講師の先生方がとてもわかりやすく話していただいたので、充実した研修と
なり、ICTを活用しようという気持ちになった。
- ハード面で、「実物投影機」を購入していただこうと思ったり、それらの機器を上手に活用できる先生方を増やす努力をしたりしなければ
と感じた。もちろん、私自身もICTを活用できる者となるように努めていきたい。
(小学校・教頭)
- 経営者としての意識をもって、よりよい教育環境、職場環境を整備しなければ、と痛感した。
- 講話、映像、課題に対して自分の考えを出す、グループ内での話し合い、発表、総括の指導、最後にICTを使わざるを得ない宿題と
非常にシステム化された研修だと思います。
(小学校・教頭)
課題2.これから管理職としてどのような問題に焦点化して取り組めるか
<長期的計画: 「開かれた学校づくり」に向けて>
- 研修の中で課題となったことは、「教員の指導力の向上と資質・能力の向上」「地域への発信方法」「子どもの情報モラルの充実」が
上げられていた。そこで、長期的な計画としては、
- ICTの教員研修の年間計画への位置づけを行う。
- 児童・生徒のICT活用能力育成のための段階的な目標設定等の育成計画の作成
- ICTを活用した授業計画の充実
- 校務の能率化ができるソフトの活用
- 情報の保護のためメインのデーターベースを設置する。
(小学校・教頭)
- 学力向上のために、テストの結果をICTの面から再検討し、学力とICTとの関係を自校の実態から見つめなおす。
- 学校長の経営ビジョンをもとにして、教育環境の充実のために、必要な情報機器を洗い出し、購入計画を立てる。
- 校内研修計画に、情報教育を位置づけ、学校全体で情報教育に取り組む
(小学校)
- ICTを活用した授業改善のアイデアを生み出すことができる教師の育成
- ICTを活用することにより、さらに分かる授業が出来る教師
- 最先端技術に関心をもち常に情報収集できる教師
- ミドルリーダーとしてICT活用を率先して進める教師
(小学校・教頭)
- 教育の情報化によるICT活用により、わかる授業を推進すること。
- 現在、本校にはPTAの予算で購入した2台の電子黒板がある。さらに、松山市教育委員会をとおして新たに電子黒板が導入される。
また、現有の実物投影機の活用のあり方を校内研修の機会を捉えて研修を行う。
- 研修をとおして、一人一人の教員が機器の活用を促す。
(小学校・教頭)
<短期的計画: 「生徒の学習習慣の定着と学習意欲・学力の向上」「教職員の研修の機会の改善」に向けて>
- 今年度のICTの研修計画・研修組織の見直し
- 学校通信(広報)のあり方の見直し
- ICTの日常的な活用(簡単なものから)
(小学校・教頭)
- 現在ある情報機器が活用できるよう、保管場所や貸出方法などを検討する。
- 機器の使用方法や授業への取り入れ方についての校内研修を行い、すべての学級で情報機器を活用した授業実践が行えるように
する。
(小学校)
- 日々の情報確認の徹底と教職員同士の情報交換の活性化を図る。
- 情報教育主任と連携して、ICT活用に関する研修の充実を図る。
- 研修主任と連携して、ICTを活用した授業研究を行い、事例の蓄積に努める。
- 事務主任や教務主任と連携して、校務のICT化に向け、具体的な計画を立てるとともにやれることから実践する。
- 情報教育主任を中心に各学年の情報教育部員がHP委員会として各学年のニュースを作成して発信する。
(小学校)
- 現在、学校にある情報機器の有効な活用方法
- 校内研修の充実によるICT活用のあり方を全教職員に意識づける。
- 情報教育主任を中心とした校内チームの設置
- 情報セキュリティへの対応
(小学校)
- 気軽にICT活用ができる環境づくり
- 学校にある機器をいつでも、だれでも使えるように整備する。
- 大型ディスプレイを活用するために必要な機器等を整備する。
- ICT活用の意識の高揚
- ICTを活用した研究会に参加する。
- 校内研修を充実する。
- 導入される大型ディスプレイの活用法や電子黒板の使い方、研究授業の視点にICT活用
(小学校・校長)
課題3. その問題解決にICTをどのように活用できそうですか。そのために、何を準備し、どのように運用していけばいいと考えますか。
- 松山市は、学校に対して教育的な環境整備の充実に努力してくれており、各学校はその期待に応えていかねばならない。
そのためには、組織として計画的に取り組む必要があるが、まず学校のICT化のよさを共通認識し、教職員のICT活用能力を
高めながら、日々の授業や校務処理に積極的に活用していく。短時間の研修でよいから、
「いつ、どこで、何を、どのように、だれが、どうする等」
の具体的な場面での実践的な研修の場を多く設定し、ICT活用を浸透させることが大切だと思う。授業においては、方法論とともに
内容論もあわせて検討していく。組織を機能させるためには、学校CIOや教職員等との連絡調整、教育委員会等との連携等、実質的な
責任者を選出するとともに、校務分掌の軽減等の配慮をしたい。経費等は教育委員会に伺いながら、できるだけ内容充実を図っていく。
(小学校・教頭)
- 本日配布していただいたDVDによって、ICT全体の考え方を校内で広める。
- 授業等実践例を、校内で気軽に紹介しあう。
- ICT活用実践のための、必要経費の予算化を教委とともに確立していく。
(小学校・教頭)
- アンケートや実情把握等によりICTを図る上での阻害原因を洗い出し、能力や意識等、主として個人的な面にかかわるもの、校務の
分担や軽重等、主として組織的な面にかかわるもの、情報機器の充実等、主として環境整備の面にかかわるもの等から分析を行う。
その結果をもとに研修計画の作成や効果的な校内組織の編成、情報環境整備への経費の要望等を行う。
(小学校)
- 現在、松山市で使われているメッツメールやミライムの活用の充実
- 文部科学省等のホームページからの情報収集
- 簡素化できるホームページについて学校レベルではなく対応(市教委の指導、連携)
(小学校)
- 現在本校の学校ホームページは、月に1度の更新もできていない状態である。保護者や地域住民への情報発信の必要性は分かって
いるが、情報更新の方法に時間や手間がかかり、多忙な中では困難である。この状態では、学校ホームページは見てもらえない。
- 今まで、紙媒体で情報発信していたものを、ホームページ上に公開し、保護者や地域住民に見てもらえるような学校ホームページに
する。ホームページのCMS化は、22年3月までに、また8月末までには週1回程度の更新ができるようにしたい。
- この問題解決のためには、学校ホームページのCMS化は欠かせない。視聴覚部員のチームで問題を明らかにして、対応して
いきたい。管理職としては、家庭や地域との情報交流の望ましい姿を教職員に提示して、問題意識を高めていきたい。
(小学校・校長)
- 準備などが簡単で、授業に使いやすいような環境づくりのために、優先順位を付けて、必要な機材(プロジェクターと実物投影機)を
計画的に導入するよう、教育委員会の支援をあおぎたい。
- 観やすく、更新しやすいホームページを開設するために、現在の広報チームを核として簡単な方法の導入を進めている。あわせて、
その更新方法、更新組織についても検討していきたい。
(小学校・教頭)
- ICTを有効に活用すれば、「授業改善・情報教育・業務改善・説明責任」に繋がっていくことを認識する。取り組むに当たって、どのような
場面でICTを活用するのかを吟味しておくことが大切である。授業改善を進めていくために、現有する機器の積極的活用を行い、
そのために教員の力量の差を縮めるための研修(機器の紹介、操作)を行っていきたい。情報教育担当・視聴覚教育担当教員を
中心に、情報教育やHP作成のための組織作りを行っていくことが必要であり、担当者が変わっても継続して取り組んでいくことが
できるようにしなければならない。必要なICT機器を要求するために、予算の重点化を図り、計画的に購入していきたい。
(小学校・教頭)
- 教員のICT活用力の育成と授業への利用
教職員のICT活用能力の向上により、よく分かる授業に活用し児童の確かな学力の定着につなげる。そのため、まずは校内のICTの
機器の確認とその活用方法について具体的な研修を実施する。それを用いてどの場面で活用すればよいか、効果的な活用方法等に
ついて理解を深める。
- 使いやすうように機器を配置、不足しているものについては計画的に購入していただく。
- 研修については学年単位で実施し、成果を共有する。(とにかく簡単なことから全員が機器を使ってみる。)
- 校務の能率化を図る
成績処理等にはICTをほとんどの教職員が活用しているが、日常の統計処理や文書の作成のための共有のデーターベース(本校では
設置積済み)やソフトを活用し校務の能率化を図ることで、児童と向き合う時間の確保を図る。
- 時間割編成ソフトの活用のため、他校との情報交換やソフトの購入について検討する。ソフトの活用についてチームを組み共有化を
図る。
(小学校・教頭)